• 日. 12月 22nd, 2024

~下町物語~

入り組んだ現代社会に鋭いメスを入れ、おもしろおかしく書綴るブログである

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セレナ C27のバッテリー事情!

という事で、セレナネタをちょっとだけ書いてみる事にした。セレナ(C27)は、2つのバッテリーを搭載している。ぶっちゃけるとC26もであるが、同系列で同じ事が言えると思うが、2つのバッテリーどのように使われているか?気にはならないか?筆者は、2つのバッテリーをどのように制御しているか、非常に気になる所である。諸々想像して仮説を立てて行きたいと思っている。

大項目として

2つのバッテリーを搭載しているので、おそらく用途がそれぞれ別の用途として運転されている。大きいバッテリーについては、エンジン始動時における大電流を受け持つ為のいわゆる本来車に搭載されているバッテリーじゃないかと思われる。2つめは、これはS-HYBRIDの回生発電時蓄電用に搭載されたバッテリーじゃないかと思われる。後者は、アイドリングストップの際、車内の電気製品(ナビ・エアコン・その他の電装品(シガライターから取っている電源・C27なら各シートに搭載されているUSB電源など))の電源に使われていると思われる。

ここまでは、なんとか文献もあるし、想像も出来るのだが、これらのチャージの仕方について思う事がある。オルタネーターで発電している訳だが、今時の車オルタネーターを完全に制御して充電をOn・OFFしている事実がある。不要な時はエンジンを回している電源(点火プラグやECUの駆動電源・燃料ポンプ・センサー類)は、バッテリ-から供給して、ある程度の電圧になるとオルタネーターを回して発電している感覚である。下記の図を見るとよく分かる。

これを裏付ける状況として、シガライターから電源を取る際、分配タップに電圧計がついているモデルを使っており、それらをみる限り、電圧が極端に不安定なのである。12vを切る時もあり、14.6v位まで行くときもあるのである。それらを見ていると、今発電してるなぁ!今バッテリー運転をしているなってのがよく分かります。まだ出たことはないのだが、C27のカーコンピュータっていうのか?表示部分に電源の使いすぎ表示が出ることがあるらしい。実際の画像は出たことがないので、出た際撮影出来れば掲載しようと思う。

色々調べていたら・・・。

メインバッテリーとサブバッテリーは、アイソレーターという部品で繋がっているとされる文献がある。アイソレーターってなんぞやって!?これは、キャンピングカーなどで必須の装置であり、メインバッテリーが放電しないように、サブバッテリーを同時に充電する代物で、いわゆる電流を一方方向しか流させない機能を持ったパーツとなる。ただ、セレナにおいては負荷への放電もあるので、アイソレーターを経由して制御しながら、放電されている状況かと思われる。充電時アイソレーターで昇圧されているかどうかは不明だが、電圧が14V後半くらいまで上がる事があるので、おそらく昇圧されている可能性があると思われる。普通のアイソレーターでは、メインバッテリー以上の電圧にする事が出来ず、サブバッテリーのフル充電は不可能な状況である。これが、アイソレーターの欠点であり、現在のキャンピングカーでは、実にアイソレーターでチャージせず、いったん300w程度のインバーターを経由して、100v300wを作りだし、そこから14v後半のバッテリーチャージャーを使って充電しているシステムも増えてきた。この場合、いったん100vに変換されているのでバッテリーは、フル充電の為の電圧に達している事から、充電事情は飛躍的に良くなった。また、100A/hを越える大きいバッテリーを充電する場合でも、アイソレーターやオルタネーターに非常に高い負荷がかかり、これらが長年のガンとされてきた。これらも、インバーターシステムで解消しつつある。

サブバッテリーが一杯の時もある!

バッテリーには容量ってのがある。それ以上は貯める事が出来ない領域に達すると、S-HYBRIDシステムは停止して、一切回生発電によるブレーキがなくなる。これは、先日実家までドライブに行った際、片道700キロ位走行した際、S-HYBRIDのインジケーターが途中から全くつかなくなった。また、これはトラブルが発生しているのかと思ったら、どうもサブバッテリーが完全に充電されてしまった為、一時的にS-HYBRIDが効かなくなった物だと思われる。その理由は、パーキングエリアやサービスエリアにて長い間tvを見てたりすると、次走りだした場合、またS-HYBRIDシステムが稼働するようになる為、停車中の電源はサブバッテリーから供給されて減っていく形になるようだ。

では、無線機はどこにつなげば良いのだ?

ってことで、考えて行くと、安定して電源を使えそうなのはメインバッテリーじゃないかと思う。サブバッテリーでも良さそうだけど、以外にたくさんしゃべっていると電源を消費して、小さいバッテリーが上がっても、実にエンジンが始動出来ないジレンマがある。サブバッテリーがあがっても、メインバッテリーがあればエンジンかけて、サブバッテリーを自動充電するくらいの事出来なかったんですかね?それができたら、サブバッテリーを限りなく有効利用出来て良いんじゃないかと思った次第です。

例えば、サブバッテリーに直結したインバーター(100v/500w)程度で、車中泊時PCの電源供給や冬などでは電気毛布への電源供給などにも普通に使える状況が想定される。たとえ朝までそのまま寝てしまって、サブバッテリーが限界値まで放電してしまったとしても、メインバッテリーは無傷なので、朝起きてエンジンさえかけてしまえば、そのうち走っていれば充電されるさって感じが都合がいい気がした。

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